平成6年、秋田県旧雄和町時代に雄和町の農産物の加工、研究、特産物の開発目的に設立された味工房は秋田県産の食材を使い「地産地消」を目指した様々なアイスを産み出してきました。

あきたこまち米や、秋田県産の野菜や果物を使って素材の味を活かしたアイスは、秋田県内の学校給食やふるさと納税の返納品にも指定されています。

アイスクリームの主原料は国産生乳100%牛乳と脂肪分の高い高品質な国産生クリームを使用しています。

食品の安全性とアイス工房としての誇りから鮮度と品質にこだわった原料を厳選しており、加工乳や脱脂粉乳を使用せずにアイスクリームの基準値である乳固形分15.0%、乳脂肪分8.0%以上を満たすシンプルな製法を貫いています。

そして、この製法はお茶と相性の良いアイスクリームを作る上でも大変重要となります。

先述のとおり、アイスクリームは牛乳と生クリームを主原料とし、卵を使用しておりません。

卵を使う製法ではなめらかな食感と味にコクを出すことが容易となりますが、せっかくの濃茶の風味と色味を相殺してしまいます。

主原料に生クリームを加えることにより卵不使用でも口当たりがなめらかで濃厚なコクが生まれ、高級宇治抹茶・濃茶がもつ香り、色、お口に入れた瞬間から後味の余韻までの濃茶の全てを引き立たせます。

これが、まるで濃茶を食べているようなアイスクリームができる秘訣となります。

また、卵アレルギーの方も安心してお召し上がり頂ける点もお客様から大変ご好評いただいております。